2011年1月31日月曜日

ロバートソン黎子さんの新春ワシントン便り

 青森新幹線試乗会の車中で楽しくお話させていただいたのがもう旧年中のこととなり、新しい年が来てしまいました。お元気でお過ごしのことと思います。
 こちらでも見られるNHK放送では、東京はいつもお日様マークのにこにこ顔が出てきます。世界の首都の中でも恵まれた気候の都市なのだなあという感じを持ちます。
 米東部はクリスマスに大雪に見舞われて、交通麻痺などで大変でした。ワシントンは雪が避けて通ったので、今回はホワイトクリスマスにもならず、霜の降りる日々ぐらいのものですが、昨年は記録的大雪で停電が4日も続き、原始生活を余儀なくされたので、みんな戦々恐々として天気予報を注目する日々です。
 天気予報と共に、戦死者の写真と経歴が出てくることがよくあり、胸を塞がれます。無声で画面だけが流れるのです。アメリカも戦争をして10年になり、イランとアフガニスタンの戦場に兵士を送っている家族が20万人にもなります。妻と母を合わせると、それ以上の数の「銃後の女性」がいる、ということになりますね。
 平和な日本では想像もつかないような、深い悩みと苦しみがあります。
 青森県の「東奥日報」紙と熊本県の「熊本日日」紙に、月2回「ロバートソン黎子のウーマンズ・アイ」と題された記事を書いていますが、最近そのことについて書きました。
 東奥日報紙には「ウーマンズ・アイ」のほかに、同紙のウエブ版の「Web東奥」に「なでしこおばさまサロン」という長い記事を連載していますが、そこに上記のテーマの「フラット・ダディ」について詳しく書いているので、下記を開くと読めます。
 http://www.toonippo.co.jp/blog/nadesiko/
 「Web東奥」のサイトでは、過去の記事も見られます。お暇な折にでも「なでしこサロン」へお立ちよりください。
 寒さの折、御身お大切にお過ごしください。