2011年1月31日月曜日

創設30周年の春祝う

新年互礼会に62人出席

 創設30周年を迎えた交通ペンクラブの新年互礼会が1月6日午後5時から日本交通協会大会議室で行われた。出席者は62人だった。ことし96歳となる年男の元国鉄総裁・仁杉巖さんをはじめ、93になる元読売新聞の魚住明さん、92歳になる元国鉄・齋藤雅男さん、元交通新聞の石神源助さんと、長寿番付ベスト10の4人が元気に参加。これまでにない大賑わいだった。
           
 曽我健代表幹事が交通ペンクラブは1981年に創設され、ことし30周年を迎えるとあいさつしたあと、JR東日本の清野智社長が「東北新幹線で3月5日にデビューする新車両E5系『はやぶさ』の試乗会にお招きします」と、お年玉。JR北海道の小池明夫会長が「東北新幹線開業効果で、道内の鉄道利用者も増えている」と話した。
 この日発表された年末年始の新幹線利用客は、JR東日本の5新幹線で334万人(前年比6%増)、東海道新幹線が292万人(7%増)、山陽新幹線が146万人(8%増)、九州新幹線が10万人(12・4%増)。昨年12月開業の東北新幹線八戸~新青森間では、前年の在来線特急と比べて18%増だった。
 続いて乾杯。音頭は最長老・仁杉さんと、JTBの広報室長、波潟郁代さん(1988年入社)。9回目のうさぎ年を迎えた大先輩の脇で「ともかくよろしくお願いします!」と波潟さん。なごやかな雰囲気の中で歓談に移った。
 午後7時前、長寿番付4位の齋藤雅男さんが中締めのあいさつ。「これまでに112カ国へ行ったが、日本の鉄道は世界一です」と意気軒昂だった。