だんご鼻の0系車両が10月21日、さいたま市の鉄道博物館で展示・公開された。1964(昭和39)年10月1日開業に合わせて作られた東海道新幹線の新大阪方の先頭車。JR西日本から譲り受けた。
長さ25・15㍍、幅3・38㍍、高さ3・975㍍。重さ57・6㌧。車内はもとより、床下機器、台車なども見られるように展示されている。
長さ25・15㍍、幅3・38㍍、高さ3・975㍍。重さ57・6㌧。車内はもとより、床下機器、台車なども見られるように展示されている。
オープニングセレモニーで、東日本鉄道文化財団理事長の大塚陸毅JR東日本会長が「東海道新幹線が開業した昭和39年10月1日は世界の鉄道を変えた歴史的な日だった。0系は鉄道の高速時代を切り開いた。斜陽だった鉄道を世界中で復権させた」とあいさつ。覆っていた白布を清野智JR東日本社長、清水勇人さいたま市長、関根徹館長が引き、大塚理事長がくす玉を割って、ピカピカに磨き上げられたアイボリーホワイトの先頭車両を披露した。 午後4時15分から一般公開。鉄道マニアが列をつくり、開業当初の東京―新大阪4時間運転時代を懐かしんだ。
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