2009年2月1日日曜日

「忘我の正義」の法要

 交通ペンクラブ会員の古林肇道さん(83歳)=元毎日新聞=が住職をしている神奈川県小田原市の城源寺で1月25日(日)、8年前にJR山手線新大久保駅でホームから転落した男性を助けようとして電車にはねられ死亡したカメラマン(当時47歳)と韓国人留学生(26歳)の追善法要と筑前琵琶奏者・田原順子さんの琵琶演奏会を開き、2人の霊を慰めた。01年1月26日の事故以来、毎年命日に合わせて行っているもので、「事故を風化させずに、人の命の大切さを訴え続けたい」と、古林住職は境内に慰霊碑の建立を進め、近く除幕式を行う予定だ。