2010年7月26日月曜日

「鉄道少年団」が創立50周年

 財団法人交通道徳協会(室賀實会長)が運営し、ことし創立50周年を迎える「鉄道少年団」の活動ぶりを紹介する展示コーナーもつくられる。 

 「鉄道少年団」は1960(昭和35)年10月22日、鉄道少年の会として東京で誕生し、2年後に鉄道少年団と名称を変更した。現在、旭川から鹿児島まで全国に55団、約1500人の団員がいる。団員は10歳以上18歳未満の男女。その目的は鉄道を愛し、公徳心を高め、団体生活を通じて互いに助け合う心を養い、進んで社会に奉仕する健全な心身を育てること。 
 10ある「約束」が崇高だ。①名誉を重んじます②礼儀を正しくします③親切を尽くします④規律を守ります⑤清潔と質素につとめます⑥約束を守ります⑦正直で誠実を旨とします⑧人に迷惑をかけません⑨正しいことは勇敢にのぞみます⑩常に感謝の心を忘れません。 
 夏休みに公徳キャンプ全国大会を開いているほか、日常活動として駅や車内でマナー向上をよびかけたり、清掃美化活動をしたりしている。