2009年4月10日金曜日

力強く"アラセブ"パワー 2009新年互礼会

2009年交通ペンクラブの新年互礼会が1月7日午後5時から日本交通協会大会議室で開かれた。100年に一度といわれる経済危機、混迷する政局。暗い世相を吹き飛ばせと、ことし94歳となる元毎日新聞の厚川正夫さんをはじめ60人が出席した。
 
曽我健代表幹事が「流行語のアラフォーにならっていえば、この会はアラセブ(70歳前後)」とユーモアたっぷりに開会のあいさつ。JR東日本の清野智社長は、年末に新幹線がストップした事故について「お客さまの信頼を裏切ったことが辛い」と頭を下げた。ついで大相撲の 横綱総見で上京した横綱審議委員会委員の井手正敬JR西日本元会長が「朝青龍は強かったときのふてぶてしさがなくなった。個性を大事にしてください」とあいさつ。いつも和服できめている日経OBの阿部恂さん(ことし3月で80歳)が乾杯の音頭をとった。
 交通ペンクラブの新年互礼会は1月半ば以降に行っていたが、ことしは会場の都合で松の内開催となった。新年あいさつで上京したJR北海道の中島尚俊社長が遠来の客として紹介され、中島社長は「北海道はお米もおいしいし、いいところです。ぜひお越しください」とPR。ついでJR貨物の小林正明社長が「昨年10月以降、バケツの底が抜けちゃった状態で貨物が出てこない」と実体経済の深刻さを訴えた。

歓談は午後7時まで続いた。